山下輝(やましたひかる)投手
1999年9月12日生まれ
左投左打 188センチ 95㌔ 千葉県出身
岩根小学校3年から野球をはじめ
岩根西中学時代には軟式野球部に所属。
生まれ変われるなら高校時代の先輩にもあたる
早稲田大学の早川投手みたいになりたいと
語っていますが、この山下投手、それ以上の
ポテンシャルを持ち合わせた
大学生の中でもトップレベルのサウスポーです。
木更津総合高校では初めはファーストを守っていまして
1年生秋の2015年関東大会で
茨城の常総学院を延長の末8-7と競り勝ち優勝します。
2年生の春夏と連続して甲子園に出場し5番一塁でスタメン出場
甲子園では18打数5安打 .278 打点1を記録します。
3年生ではエースとして夏の甲子園に出場しますが
初戦の日本航空石川に
14安打を打たれて自責点6と敗戦してしまします。
3年生9月の国際大会には侍ジャパンとして出場しキューバ相手に
6回途中2失点と粘りの投球を見せます。
法政大学では2020年秋のリーグで主にリリーフとして登板
4試合で6イニング防御率は1.50と安定した投球を見せました。
最速151㌔のストレートにスライダー・カット・カーブを投げます。
この山下投手、正直ドラフト1位候補と言ってもいいでしょう。
その理由としては3つありまして
まず一つ目は
①体格がしっかりと出来上がっている。
②常時150キロを超すストレート
③テイクバックが小さく打者は球の出ところが見え辛い
この3点なんですね
山下投手、木更津高校時代から
太もも周りもかなり高校生の中では大きめでしたが
法政大学進学後、もう一回り大きくなったような感じがします。
もともと大型サウスポーとして注目されていましたが
もうすでに下半身は
プロの選手並みの筋肉がついていると思います。
社会人チームの日通との対戦マウンドでも
日通の選手と体格ほぼ互角か
それ以上でしたから、しっかりと走りこまれたであろう
下半身の強さが投球にも現れています。
そして小さめのテイクバックから繰り出される
150㌔のストレートは圧巻で
リリースの多少ばらつきはあるものの
完成度が高い大型サウスポーですから
各球団絶対欲しいピッチャーのうちの一人ですから
重複1位指名、もしくは外れ1位指名で
名前は消えるであろう逸材ですね。

