中野拓夢選手の送球ミス
阪神課題の守備に関するミスが出た紅白戦。
しかも期待のルーキー三菱自動車岡崎の中野拓夢選手だ。
3回裏白組の攻撃
1死1・2塁から大山選手が初球の外角135キロの直球をひっかけて
サードゴロになり、完全な併殺コース。
5-4-3と渡るがこの日、セカンドに入った
ルーキー中野選手が一塁へ悪送球。
2死1・3塁としてしまった。
更に4回裏、7番の北條が四球で出塁。
8番小幡選手がセカンドゴロで二塁封殺で1死1塁。
9番榮枝が右前安打を放ち1・2塁。
1番高山選手の1球目の後、高橋遥人投手が二塁へ
けん制悪送球で1死2・3塁となり
髙山選手の犠飛で2死2塁。
ここで2番山本選手のセカンドの平凡なゴロを
またも中野選手が悪送球する。
この二つの悪送球を見て思ったことは
しっかりとボールを握れていないことが。
二つの送球はいずれも球を握り損ない浮いたような
送球になっていた。
セカンドのピポッドプレー
そもそも中野選手はショートが本職である。
いくら期待のルーキーだからと言って安易にセカンドを
守らすのは、あまり賛同できない。
セカンドの動きはショートとは違い、二塁封殺も反転しなければ
ならないし、6-4-3の併殺も二塁手はピポッドマン、
すなわちボールを中継するプレーヤーになるわけだが
ショートの時は一塁手が正面になるが、セカンドの時は
振り向かなければならない。
課題は山積
このようにいくら守備が上手いと言われる中野選手であっても
いきなり不慣れなセカンドは最初は守らすのを避けるべきだ。
キャンプ紅白戦なので、適性を見ていると言われればそれまでだが、
色んな選手を色んなポジションに回すのは、あまり良くないように思える。
まずは中野選手はショートでいいのではないだろうか。
セカンドは、やはりプロは二塁手の専門の人がやるべきだと思うのだが・・