「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(6日、ペイペイドーム)
虎の4番に一発がでた。
ソフトバンク先発のアンダースロー高橋礼投手から
4回表1死ランナーなしからレフトへのソロアーチだ。
大山選手はこの打席、実に10球を粘って甘く入った110キロのシンカーを振りぬいた。
打球はレフトへ一直線。
「追い込まれた中でしっかり粘ることができましたし、その中でもうまく打つことができて良かったです」とコメントした。
デイリー
大山選手のこの打席、4球目と8,9球目にソフトバンクバッテリーはインコースへストレートを要求している。
実に際どい所へ投げ込めているボールなのだが、それを大山選手はファールで凌ぐ。
高橋礼投手は剛速球のようなストレートはないが、カーブとシンカー、スライダーを交えてタイミングを外してくる。80キロ台のスローカーブもあるため、130キロ台のストレートもかなり速く打席内では感じることだろう。
また下手投げなので球の出所が大変見にくいピッチャーだ。
こういう変則投手をこの時期実戦で、打席内でしっかりと体勢を崩されずに本塁打にできるところに大山選手の昨年からの実績による自信と今季の調子の良さが伺える。
次打者のサンズ選手にも2試合連続ホームランが出たが、虎の4番はキャプテン大山で今年は安泰だ。